セリーヌの財布の本物と偽物の決定的な違いとは
セリーヌの財布は正規店で販売している商品以外にもショッピングサイトやフリマアプリ、オークションサイト等で多く出回っています。 そのため、昔よりも中古で高級ブランド品を買うことに抵抗がなくなっていて、中古市場も賑わっています。 低価格ブランド品の需要とともに、偽物を販売する業者・個人も増えてきました。 しかし、本物と偽物で決定的に違う点を抑えておけば大丈夫! 今回はセリーヌの財布の真贋の見分け方を解説いたします。
ご注意:この記事では、リユースや買取における一般的な内容について解説しており、「TSUNAGU」に 関する情報とは異なる場合があります。「TSUNAGU」に関する情報については「よくある質問」から ご確認いただくかお電話にてお問い合わせください
目次
CELINEのロゴ
どの財布にもCELINEの刻印が印字されていますが、セリーヌであることを証明する大事なロゴです。
非常に細かい部分ですが、いくつか真贋を見分けるポイントが隠されているのでチェックしてみましょう!
CELINEの刻印
コピー商品は本物のような上質な革を使用していないので、生地の上に印字している「CELINE」という刻印部分のへこみ方で明らかに本物と違うことが分かります。
本物→印字部分の革がへこんで、「CELINE」の刻印に立体感が見られる。
コピー商品→印字はスタンプで押されたように立体感のないものが多い。
また、刻印が入っている位置についてもコピー商品では不自然なことが多いです。
例えば、正規品のスモール トリフォールドウォレットという財布は正面三つ折りのふたスナップボタンがついている真下に刻印があり、上下左右が対象で中央に位置しています。
コピー商品では刻印の位置が下になりすぎていたり、刻印の位置を整えるために上のふた部分の長さを短く、小さくして財布全体がいびつな形になっています。
セリーヌのロゴフォント
本物の「CELINE」のフォントに注目すると線の太さに統一感があり歪みがありません。
一方、コピー商品は細部に手を抜いているのがはっきりと分かるものが多く、以下の特徴が見られることがあります。
・字の太さがバラバラである
例えば、Cの書き始めが太いのに書き終わりにむかって細くなっているなど。
・文字と文字の間隔が等間隔になっていない。
・6つの英字がまっすぐ横一列に並んでおらず、斜めに曲がっている。
・印字がにじんだようなぼやけたようになっている。
・フォントの色が光りすぎている。
・字が丸みを帯びており、手書きにもみえるような見え方。
・インクの染みが飛んでいる。
・「CELINE」の下に刻印されている「PARIS」というロゴがない。
・2018年の9月以前に発売された財布の刻印は「CÉLINE」の表記でEの上にアクセントの記号がついていますが、2018年9月以降はついていません。
2018年9月より後に発売された商品なのに「CÉLINE」という表記になっていたら、あるいは逆に2018年9月以前の商品で「CELINE」となっていたらコピーの可能性を疑いましょう。
セリーヌの革の素材
セリーヌの財布の魅力の1つとして挙げられるのが革の中でも最高級に上質な素材を使用しているところです。
セリーヌの財布に使用されている革は主に生後6ヵ月以内の子牛の革のカーフスキンと、生後1年未満の羊の革のラムスキンが主に財布に使われている素材になります。
コピー商品は合成皮革を使用している事が多いです。
触ってみると革表面の質感や断面の凹凸の様子、曲げた時のシワの様子などで違いがわかりやすく出ます。
ただ、スーパーコピーなどの精巧なコピー商品の中には本物の革を使用しているものがあるので注意が必要です。
レザーの状態だけでなく、の部位も合わせて確認してみてください。
本物とコピー商品の革の違いを以下にまとめます!
<本物>
・動物の革を使っているので柔らかい。
・耐久性があり破けにくい。
・革の重みが感じられる。
・動物の皮膚を利用しているので表面に小さな毛穴のようなブツブツがみられる。
・革のしわにより表面はザラザラとしている。
<コピー商品>
・布地に合成樹脂をコーティングしており、つるつるとして曲げようとすると固い。
・耐久性がなく破れやすい。
・革の重みはなく、軽い
・縫い目のほつれから中の布地がみえる。
・革のしわに統一感がみられたり、表面はつるつるとしている。
・安っぽい光沢感がみられる。
・革に小さな毛穴のようなブツブツはない。
・色が薄い、または濃い。
セリーヌのボタン
財布を折りたたんだ時に止めるボタンからデザインであしらわれているボタンなどにコピーと正規品で違いがみられます。
スモール フォールデッド マルチファンクション
スモール フォールデッド マルチファンクションという種類の三つ折り財布を例に挙げます。
こちらはカラー展開も豊富な財布で正面から見ると三つ折りで留める部分の左右のボタンがかわいいデザインの商品です。
表面についているボタンは上に薄いレザーをかぶせているような細かい作りになっていて、財布のレザーの色に合わせた色です。
ボタンについているレザーと財布のレザーは素材はことなりますが、まったく同じ色のため、正面から見たときにボタンが浮き出ているような立体感のある見え方になるのが他にはない凝ったデザインといえます。
しかし、コピー商品ではこの立体感がまったく出せていません。
コピー商品ではボタンの色と財布の色を合わせているように見えても、ボタンが悪目立ちし、安っぽい印象をつくっています。
ボタンとレザーを同色で合わせるつもりで作ったため、本物の財布の色より、薄くぼやけた色になっていることが多いです。
左右のボタンの位置もかぶせ蓋のすぐ下に印字されているCELINEの刻印とバランスよく配置されていません。
尚、色についてはこちらの商品に限らず、正規品では販売していないような色を
「新色がでました!」
等と嘘の表記をして販売している悪質なサイトも中にはあるので注意してください。
金具ボタン
財布の開口部などを留めている金具ボタンも注目してみてみましょう。
ギラギラとした金メッキで塗られたようなボタンになっていないでしょうか。
セリーヌの金具部分はマットな質感になるような加工が施されているのでギラギラしたようなテカリがあるのは不自然です。
セリーヌのファスナープル
ラージ ジップドウォレット ラウンドファスナーのような長財布はファスナープルが使われていますが、ファスナープルの金具部分もコピー商品ではメッキ加工がされていることがあります。
また、コピー商品のファスナープルにはファスナーメーカーの刻印が記載されていることがありますが、正規品にはありません。
ファスナーの製造番号などは記載がありますが、それ以外の刻印はないのでファスナーの裏側に不自然な刻印はないかどうかを確認しておきましょう。
まとめ
セリーヌのコピー商品はぱっと見は精巧に作られているようにみえるものでも細部にまでこだわり、本物と判断がつかないほどのものは基本的にはありません。
セリーヌは養成の講座や訓練を受けた職人達が日々技術を磨いて作り上げた革小物を販売しています。
コピー商品は基本的にいかに安く、大量生産できるかというものばかりなのでその差は歴然です。
商品によって真贋の見分け方ポイントは様々なので落ち着いてしっかりとみるようにしましょう。
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