バレンシアガバッグの高価買取のコツを定番アイテムごとに紹介！お手入れ方法を知ろう！

バレンシアガのThe City

機能性・収納力の高いバッグのことである「エディターズバッグ」の生みの親ともいわれる「The City」は2001年に発表されたシリーズで、現在でも根強い人気を誇るアイテムの1つです。
ここではThe Cityの高価買取につながるメンテナンス方法を紹介していきます。

ゴートスキン・ラムスキンのお手入れ方法

The Cityに使われている素材は「ゴート（ヤギ革）スキン」または「ラムスキン」が中心です。これらの素材は非常に柔らかく風合いの良さが特徴ですが、汚れやすいのが注　　意点です。
そのため、素材にあったお手入れをする必要があります。
ゴートスキンのお手入れ方法は、汚れが付いている場合は、水気をしっかりと絞った柔らかい布で優しくふき取りましょう。
その後に「馬毛ブラシ」や「ラナパー」といった皮革クリームを薄く塗ってしばらく待ち、馬毛ブラシで優しくブラッシングしましょう。
もし濡れてしまった場合は、乾いた清潔な布でふき取ってから日陰干しをします。

防水スプレーも使う

革製品のお手入れは普段からこまめに行うことが高価買取につながります。汚れを落とすだけでなく、汚れが付きにくくすることも重要です。そこで防水スプレーをおすすめします。特にゴートスキンやラムスキンは水に濡れるとカビやシミの原因となってしまいます。
スプレーする時は、バッグから少し距離をとって全体に偏りがないようにかけます。少量でもしっかりと効果はあるのでかけすぎには注意です。

バレンシアガのネイビー

キャンバス（帆布）生地をベースとして、正面部分にワンポイントとしてバレンシアガのロゴが入ったネイビーも定番シリーズの1つです。

ブラッシング

まず最初にするのは「ブラッシング」です。キャンバス地についたホコリや砂は、柔らかい洋服ブラシまたは柔らかい布で簡単に落ちます。帰宅後にすぐに行えば汚れが定着することもありません。
上から下へ払うようにブラッシングしていくと綺麗に落ちます。

小さな汚れには消しゴム

ブラシで落ちない汚れの場合には、プラスチック製の消しゴムで軽くこすると落ちることもあります。ただしこすり過ぎてしまうと生地を傷めてしまうので注意してください。

濡れた場合は拭き取り

雨の日などでうっかり濡れてしまったらすぐに柔らかい布でふき取りましょう。
その後は通気性の良いところで陰干しをするだけでOKです。

中に入れっぱなしにしない

キャンバス地は長時間中に入れっぱなしにしていると型崩れの原因に繋がります。形の悪いバッグは査定価格にも影響するので、定期的に中身を空っぽにして風通しの良いところで保管するようにしましょう。

バレンシアガのエブリデイ

エブリデイはレザーをベースにワンポイントとしてバレンシアガのロゴが入っているだけでのシンプルなデザインが特徴で、男女関係なく人気のシリーズである。
基本的に「カーフスキン」という生後3か月から6か月以内の子牛の革を使っています。牛革の中でも高級な素材で、表面が美しく手ざわりも良いのが特徴です。ここではエブリデイのお手入れ方法を紹介します。

ブラッシングで表面の汚れを落とす

レザー素材はホコリ・砂といったゴミが付いていると乾燥や劣化に繋がってしまいます。乾燥を防ぐためにも、馬毛ブラシなどで表面の汚れなどを落としましょう。
カーフスキンは傷つきやすい素材なので、持ち手の大きいブラシの方が力が入りすぎないのでおすすめです。

専用クリームを塗る

汚れをしっかりと落としたら、油分と適度な水分を与えましょう。保湿されていると、革の発色が良くなるだけでなく丈夫で長持ちするからです。
エブリデイのようなバッグに使うのであればベタつかない「デリケートクリーム」を使うことをおすすめします。
柔らかい布または指で薄く塗り込んでいくだけでOKです。つけすぎる、厚く塗り過ぎた部分からひび割れの原因となるので、少しだけで大丈夫です。

布で磨く

クリームを塗ったら最後に磨きの作業があります。革専用クリームにはロウ成分が含まれているので、磨くとツヤがでます。
磨くときは使い古したTシャツなどが柔らかい手触りなのでおすすめです。なければ市販のクロスも売られています。

バレンシアガのアワーグラス

アワーグラスは2019年に発表されたシリーズで、底辺のカーブラインとフラップの「B」金具がエレガントな印象を与えるバッグです。
独特の光沢がある「ボックスカーフ」を使っているのが特徴で、華やかなシーンで活躍するアイテムです。
ボックスカーフは生後半年以内の子牛の革に「クロムなめし」を施した革のことです。

ボックスカーフはお手入れがほとんどいらない

ボックスカーフは先ほど紹介した「カーフスキン」と同様に子牛を使っていますが、型押ししているので強度が高く傷がつきにくく、水濡れにも強いのが特徴です。
そのため、ほとんどお手入れが必要ないメリットがあります。

目立つ汚れ・ほこりはブラッシング

もしホコリや汚れが付いていることに気づいたら、なるべく早く馬毛ブラシなどで取り払うくらいで十分です。
さらに防水スプレーも不要なのがボックスカーフの特徴です。使ってしまうと、美しい光沢がくすんでしまうといった事につながるので、基本的には何もしなくて大丈夫です。

まとめ

バレンシアガの定番シリーズごとのお手入れ方法を解説しました。バッグは人気度によっても買取価格は異なりますが、なによりもアイテムの状態が重要です。
アイテム・素材ごとにあったお手入れ方法を普段からしておくことで、高価買取につながるのでぜひ習慣にしてみてください。