バレンシアガバッグの本物・偽物の見分け方|真贋ポイントは?

バレンシアガ_バッグ

元々は高級オーダー服専門店だったバレンシアガですが、現在はバッグやアクセサリーといったアイテムなども大変人気のブランドです。 シンプルなデザインのアイテムが多く、流行に左右されず付けるとして女性にもファンが多いことで知られます。 そのため、偽物(コピー品)が出回っていることも多いブランドの1つです。 ここでは、バレンシアガバッグの本物・偽物の見分けポイントについて解説していきます。

ご注意:この記事では、リユースや買取における一般的な内容について解説しており、「TSUNAGU」に 関する情報とは異なる場合があります。「TSUNAGU」に関する情報については「よくある質問」から ご確認いただくかお電話にてお問い合わせください

バレンシアガの刻印の形

バレンシアガのバッグにはブランドロゴが刻印されているのが特徴です。刻印の状態からも本物と偽物を見分けることができるので紹介していきます。

内側ファスナーポケットのタグ

バレンシアガのバッグの代表的アイテムでもある「パートタイム」を例に挙げます。
このバッグには内側のファスナーポケット部分にタグがついていて、ロゴが刻印されています。
偽物の場合は、ロゴ自体の太さや大きさがまちまちであったり、そもそも刻印自体に凸凹があって雑な作りとなっている仕上がりであることが確認できます。
中にはロゴ自体がかすれている・消えかかっているということもあるので、すぐに分かります。
さらにタグの裏側部分も確認しましょう。字体の不自然さや彫りの深さが均一ではないといったものが偽物の特徴です。

刻印先端の形

刻印全体の違いだけでなく、1文字ごととっても本物と偽物は大きく異なります。本物であれば刻印されている文字は先端部分の形が丸まっているのが特徴です。
偽物であればそういった特徴がないのですぐに分かります。

『.』と『_』は製造された時期

プレートの上部にはブランドロゴが刻印されていますが、BALENCIAGAとPARISの間に『.』または『_』が入っています。
これはどちらも本物の証で、新旧の違いによって生じているからです。
『_』が刻印されているものは「2005年」までに製造されたことを意味します。そしてBALENCIAGAとPARISの間に『.』が刻印されているものは「2006年」以降に製造されたことを意味します。
そのため、『_』が刻印されているにも関わらず「新作バッグです!」といったようなことが書かれてあれば、まず間違いなく偽物と判断していいでしょう。
反対に『.』と刻印されているにも関わらず「ビンテージ品ですよ!」と言っていた場合も偽物だと分かります。

シリアル番号

バレンシアガのバッグのプレート部分には、刻印の2段目に「アルファベット」と「数字」が刻印されています。この数字は製造年を示しており、ここでも本物か偽物かを見分ける際の手がかりになることも多いです。
 2003年:「D」
 2004年:「C」「B」
 2005年:「A」「Z」
 2006年:「Y」「X」
 2007年:「W」「V」
 2008年:「U」「T」
 2009年:「S」「R」
 2010年:「Q」「P」
 2011年:「O」「N」
 2012年:「M」

例えば、「N●●●●●W」と書かれてあった場合は「2007年」に製造されているバッグだということが分かります。
この年以外で説明されている製品であれば「偽物」であることが分かります。

バレンシアガの縫製のクオリティ

バレンシアガのバッグの縫製のクオリティは非常に高いです。これはバッグに限らず他のアイテムでも同様のことがいえます。
縫製の質からも見分けることが可能なのでぜひ参考にしてください。

内部ファスナーポケット裏側の縫製

バレンシアガのバッグの中には、内側にファスナーポケットがあるアイテムもあります。ここでも本物と偽物を区別することが可能です。ポケットを裏返した時に、ロゴプレートを縫い付けられている部分が見つけられれば偽物だと判断できます。
本物のバッグであればファスナーの取り付け時にプレートの上部も一緒に縫い付けてしまうので、縫製の跡は存在しないからです。

ステッチの太さ

プレートだけでなく、プレートをバッグに縫いつけている部分からも本物と偽物の区別が可能な場合もあります。
本物の場合はステッチの太さ・間隔が均一に縫い付けられていますが、偽物の場合は糸の太さや間隔にバラつきがあって美しくありません。雑な縫製をしているかどうかも、見分けるポイントとなります。

縫製の端

バレンシアガのバッグに限らず、ブランドバッグの偽物全般にいえることですが、縫製の端の部分のほつれ・歪みが生じていることが多いです。
専門的な知識がなくても比較的気づきやすい部分でしょう。本物であれば、糸のほつれや縫いムラなどは生じません。
「どこか安っぽい・ちぐはぐな縫い目」と感じる場合には、偽物を疑った方がいいかもしれません。

バレンシアガの金具部分

バレンシアガのバッグにはファスナーやフック部分などいくつかの部分に金具が用いられていることが多いです。ここでは金具部分から本物と偽物を区別する方法を紹介します。

ファスナー部分

バッグに取り付けられているファスナーをよく見ると、一部のメッキがはがれていることがあります。本物であればこのようなことはありえません。
ほんの少しでもメッキがはがれている部分があれば偽物と思って間違いありません。偽物に使われているファスナーは安いメッキ処理をされていることが多いからです。
偽物が安く売られている理由は、コスト削減といった面もあるのでしょう。

フック裏側

金属部分ではフック部分も要チェックです。特にフックの裏側部分は本物と偽物の見分けが付きやすい部分です。
偽物の場合は、裏側部分にメッキの塗り残しや気泡がはいっていたり、塗った跡が線となって残っている場合があります。
本物の場合は、こういったことはなく綺麗に処理されています。フックの裏側部分は普段目につかない部分なので、偽物を作る際に未処理であることが多いのでしょう。

造り自体の確認

バレンシアガのバッグには造りが非常に美しいのが特徴です。全体・細部を通して見ていく際のポイントを挙げていきます。

全体

バレンシアガのバッグの造りを見るなら、全体と細部の両方を確認しましょう。
全体的に形がいびつであったり、バランスが悪い造りのものは偽物とみていいでしょう。
バレンシアガはバッグだけでなくTシャツやキャップに至るアイテムであってもしっかりとした造り・縫製をしているので型崩れをしていることはないからです。

コバの処理

コバとは革をカットした断面のことで、ブランド・アイテムによっては切りっぱなしのままのデザインであることもあります。
しかしバレンシアガのバッグでも「シティ」や「パートタイム」といった革製品であれば、コバにはペイント処理されています。
偽物の場合は、このペイント処理が雑で大きくはみ出ていたり、そもそも処理されていないものすらあります。

触り心地

素材が限定されてしまいますが、牛革ではなく合成皮革の場合に持った時に「キュッキュ」と音がします。
もしレザーと謳っている商品なのに、このような音がしたら偽物だと判断できます。

まとめ

バレンシアガのバッグの本物・偽物の見分け方について解説していきました。
本物のバレンシアガのバッグであれば、全体だけでなく細部を見ても縫製や刻印など全て美しい仕上がりとなっています。
しかし偽物の場合は多くが縫製・刻印・全体のバランスを通して雑に作られていることが多いです。
しかしレベルの高い偽物も出回っているブランドではあるので、パっと見だけで判断することが難しいこともあります。
バレンシアガのバッグを売却・購入する際には専門家に見てもらうことをおすすめします。

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