セリーヌのアクセサリーの本物と偽物の決定的な違いとは
セリーヌのようなハイブランドの偽物、いわゆるコピー商品はバッグや財布などのレザー商品だけではなく、アクセサリーも作られています。 偽物が作られるのはセリーヌの人気の証しですし、憧れのセリーヌのアクセサリーが安価に購入できたと喜んでいる方もいるかもしれません。 しかし、偽物の購入はブランドへの裏切り行為になります。 知らないうちに偽物を購入している可能性もあります。 セリーヌのアクセサリーの偽物と本物の違いを知って、正しい目で判断できるようにしておきましょう。
ご注意:この記事では、リユースや買取における一般的な内容について解説しており、「TSUNAGU」に 関する情報とは異なる場合があります。「TSUNAGU」に関する情報については「よくある質問」から ご確認いただくかお電話にてお問い合わせください
目次
セリーヌのアクセサリーの本物と偽物の素材の違い
セリーヌのアクセサリーはゴールドの色味を中心とした貴金属です。
手にしてみると貴金属特有の重さが感じられます。
シルバー・ゴールド・真鍮等のアクセサリーを持っている方はわかると思いますが、ニッケルなどの別の金属などに金メッキを塗っただけの偽物のゴールドアクセサリーは非常に軽いです。
写真などで見ると、見た目には金にしかみえないので、金メッキを施している商品なのに金だと偽られてもわかりません。
画像だけで判断するのは難しいので、購入を検討している商品は実際に見て手で持ってみることをおすすめします。
ただ、タングステンという金属は金と重さが近いので、重さだけで判断するのは危険です。
セリーヌのアクセサリーは全てニッケルフリー
セリーヌのアクセサリーに使用されている貴金属の素材は全てニッケルフリーです。
ニッケルフリーとは金属に含まれているニッケルという素材がほとんど含まれていないことを指します。
ニッケルの含有量が多い金属は金属アレルギーをおこしやすくなります。
金属アレルギーは金属に触れた箇所にかゆみや赤み、水ぶくれといった皮膚の炎症が出る症状があらわれることです。
ノット エクストラシンブレスレット
間違えやすいのが、セリーヌのアクセサリーで真鍮素材の商品です。
こちらのブレスレットには「SCA」という刻印が入っていますが、ゴールド
のカラーであるため
「金メッキでは?」
と勘違いする人もいると思います。
確かにこちらの商品の素材は金ではありませんが、真鍮といって、銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金素材になります。
ゴールド素材のアクセサリーではありません。
真鍮にK24のコーティングを施したアクセサリーです。
真鍮という素材はぴんと来ないかもしれませんが、5円玉も真鍮になります。
真鍮はメッキコーティングをしていない金属なので、肌に触れると酸化しやすく、清潔な乾いた布で磨くなどしないと、経年変化により色がくすんでしまいます。
「金でコーティングしているなら金メッキではないの?」
とよくわからない方のために、以下に主な違いをまとめました。
<K24のコーティング>
・真鍮をK24でコーティングしているもの
・剥がれにくい。
・加工に手間がかかる。
・コーティングの層に厚みがある。
・金属アレルギーになりにくい。
<金メッキ>
・ソリットゴールドをメッキ液で溶かして電気分解で金属を塗布したもの
・剥がれやすい
・コーティングの層が薄い
・金属アレルギーになりやすい。
コピー商品は手間のかからない金メッキ加工のものが多いので非常にはがれやすいですが、K24コーティングも使っていくうちに摩擦で擦れていくこともあります。
ただ、使用して間もないうちに剥がれるということはないかと思います。
また、金の純度は数字が大きいほど(K18よりK24の方が純度が高いetc.)
高くなります。
コピー商品は粗悪なものが多いので、K24 でコーティングしたアクセサリーはありません。
金属アレルギーは人によって出方は様々で、K24コーティングをしていても
真鍮素材なので、症状が出る人もいるとは思いますが、その確率は金メッキよりも大分低いでしょう。
セリーヌのアクセサリー真贋ポイント
画像だと判断するのが難しいアクセサリーの真贋の見分け方ですが、実際に手にしたときに真贋を見分けるポイントをご紹介します。
K18GPの刻印がある商品は偽物
セリーヌの商品は金メッキで加工している商品はありません。
『K18GP』という刻印は金メッキ加工をしている商品という印になりますので、コピー商品ということになります。
しかし、悪質なコピー商品だと、『GP』の部分を省略して刻印しているものもあり、混同してしまうかもしれませんが、セリーヌのジュエリーは、24Kかロジウムコーティングを施している商品に限られるので騙されないように注意してください。
大きさの違い
コピー商品を作る時には、本物を型にとって複製を行うことが多いです。
複製されるなら大きさに変わりはないのでは?と思うかもしれませんが、
シルバーは焼成後に収縮するので、型をとった元の形状よりも小さくなります。
おおよそ、8%~10%程度収縮するといわれています。
色を確認する(ゴールド)
セリーヌのゴールドアクセサリーはK24コーティングされているので、オレンジがかったの山吹色です。
一方、コピー商品は明るい黄色だったり、逆に暗い色だったりします。
コピー商品のメッキ加工は純度が低いので、実際の色を似せることは中々難しいといえます。
ただ、セリーヌの100個限定製造の商品、セザール プロジェクト コンプレッション ネックレスはゴールドヴェルメイユという素材で、シルバー925の上にニッケル層を挟んで18Kと24Kで厚いコーティングを施しています。
真鍮にK24コーティングを施しているアクセサリーよりも色は若干濃く、深みがあり、アンティークジュエリーにみられるようなゴールドの色あいです。
セリーヌの中でも高級なラインの商品で少し色も異なります。
色を確認する(シルバー)
セリーヌのシルバー色のアクセサリーはスターリングシルバー925といって純銀率が92.5%+銅7.5%の二次合金の材質でできています。
スターリングシルバーとはシルバーのことです。
他の質の悪い混ぜ物が入ったシルバーは純銀率が92.5%+他の金属7.5%です。
「スターリング」には「一流の」や「本物の」といった意味があります。
肝心な色の識別です。
シルバーは使用し続けていると黒くなりますが、磨くことで輝きは元に戻ります。
しかし、混ぜ物で作ったシルバーは磨いても黒いまま元に戻らず、ピカピカの状態にはなりません。
塗装の雑さ
コピー商品にはメッキの塗装を雑に仕上げており、所々剥げた部分がみられるといった商品も見受けられることがあります。
セリーヌのアクセサリーはコーティングが均一に施されていますが、コピー商品はムラがあります。
カーブが交わっているような凝ったアクセサリーだと内側の細部までは、メッキを施していないことがあるので、判断の一つになります。
CELINEの刻印
CELINEのアクセサリーにはどれもロゴの刻印が入っており、コピー商品にもロゴは入っています。
しかし、コピー商品は本物の型取りをして全体をメッキで塗っているため、CELINEというロゴの刻印に金メッキ塗装が入り込んで、文字がぼやけて見えにくくなっているものが多いです。
まとめ
セリーヌのアクセサリーはぱっと見では本物と判断がつかないほど、精巧なものも多く出回っており、さらに本物を買うよりもかなり安くなっているので、購入してしまう人も少なくはないでしょう。
しかし、アクセサリーのような身体に身につける物でルートのわからない怪しいコピー商品を身につけることは非常に怖いことです。
どんな健康被害を被るかもわかりません。
ご紹介した真贋ポイントを押さえて、絶対に購入しないように注意しましょう。
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